Kaiser Family Foundationが米国で実施した調査によれば、65歳以上でインターネット経験があるのはわずか31%で、その下の世代(50〜64歳)の70%に大きく水をあけられている。Kaiser Family Foundationが1月12日、明らかにした。
調査対象は、50歳以上の米国人で、1450人に電話で聞き取り調査を行った。
65歳以上と50〜64歳の違いが際だっていることについて同社は「健康に関する情報を収集するときにオンラインからの情報源がさらに重要になっていくことを考えると、この格差は問題だ」としている。
健康関連でインターネットから多くの情報を得ているという回答は、65歳以上の21%に対し、50〜64歳では53%。健康に関する情報を得る手段としては、50〜64歳がトップであるのに、65歳以上は5位となっている。
インターネットから得られる情報についての信頼度も大きく異なっている。65歳以上で情報を「かなり」または「ある程度」信頼している回答者は26%で、50〜64歳は58%であった。
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