東京電力とテプコシステムズは1月20日、マンション向けインターネット接続サービスの回線を利用して、電気の利用状況や概算電気料金などの情報を提供するサービス「でん電むし」を発表した。日商岩井不動産などが東京都昭島市で分譲するオール電化マンション「GRADEA」(グレイディア)への導入が既に決まっている。
各戸の電力量計に専用アダプタを取り付け、15分単位で電気の利用状況データを取得。サーバに集めて集計・計算した後、マンションインターネットサービスのホームページ「ecocoro.net」(エココロネット)を通じて利用者が確認できるようにする。
利用者は、利用状況のほか、オール電化マンションに居住している同規模の世帯平均値などと比較することも可能だ。また、それまでの利用状況をもとに、予想される月額電気料金の概算額を知ることもできる。
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