インターネットオーディエンス計測サービスのcomScore Networksは2月8日、NFLスーパーボウルがオンラインに与えた波及効果に関する報告を発表した。
6日に開かれたスーパーボウルに先立ち同社が実施した調査では、スーパーボウルでは広告を見るのも楽しみだと28%が回答。試合当日にインターネットを使う予定だと答えたのは77%に上るなど、スーパーボウルとインターネットの関係が深まっている傾向が見られた。
視聴者の注目が最も高かったのはBudweiserのCMで、スーパーボウル当日のトラフィックは、平均的な日曜に比べてほぼ600%増大した。同社は当初、昨年のスーパーボウルで話題を呼んだジャネット・ジャクソンのハプニングをもじったCMを用意したが、問題があるとして放送を見送ったと報じられたことから、スーパーボウル前からサイトへのアクセスが増えていた。
Budweiserに次いで、Webサービス企業のGoDaddy.com(378%増)、携帯メディアプレーヤーのCMを流したOlympus(363%増)もCM効果でサイトへのアクセスが急増した。
Apple iTunesはPepsiとタイアップしたキャンペーンが奏功して170%のトラフィック増。一方、iTunesとの比較CMを流したNapsterは30%増にとどまり、トラフィック獲得ではiTunesに軍配が上がった形だ。
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