シャープは2月16日、「AQUOSハイビジョンレコーダー」の新製品3機種を発表した。いずれもデジタル3波対応チューナーを搭載し、画質劣化のないストリーム録画をサポート。このうち2機種には、新たにHDMI端子を装備した。いずれも3月10日に発売する予定で、価格はオープンプライスとなっている。
製品名 | DV-HRD300 | DV-HRD30 | DV-HRD3 |
---|---|---|---|
光学ドライブ | DVD-R/-RW☆3☆ | ||
HDD容量 | 400Gバイト | 250Gバイト | 160Gバイト |
チューナー | 地上/BS/CSデジタル、地上アナログ☆3☆ | ||
HDTV録画時間 | 約47時間 | 約29時間 | 約18時間 |
HDMI端子 | ○ | ○ | ー |
本体サイズ | 430(幅)×260(奥行き)×78(高さ)ミリ☆3☆ | ||
重量 | 約5.2キロ | 約5.1キロ☆2☆ | |
市場想定価格 | 20万円前後 | 16万円前後 | 13万円前後 |
発売日 | 3月10日☆3☆ | ||
HDMI端子の搭載により、“AQUOS”「LC-45GD1」など、HDMI対応テレビとの間で映像や音声のデジタル伝送が可能になった。DVDなどのSD映像も、750p/1125iのハイビジョン解像度にアップコンバートして出力することができる。
Blu-rayレコーダーの「BD-HD100」にも採用された「ハイビジョンクオリティ高速処理エンジン」を搭載。ハイビジョンクオリティのまま、暗号化したうえでHDDに記録・再生する。ハイビジョン番組の視聴中は、任意の時間(30分/60分/90分より選択)で自動録画も可能。追いかけ再生のほか、見ている番組を一旦停止したり、前にさかのぼって見直すことができる「ハイビジョンタイムシフト視聴」にも対応した。
HDDに録画したハイビジョン映像は、チャプター設定やカット編集(不要なシーンの消去)などの編集作業を行った後、i.Link接続でD-VHSへムーブするか、SD画質にダウンコンバートしてDVDに保存するかを選択できる。番組単位だけでなく、チャプター単位でダビング(もしくはムーブ)可能だ。
DVDドライブは、DVD±R/±RWやDVD-RAMの読み込みにも対応。ただし、CPRM対応DVD-Rはサポートしていないため、コピーワンス番組の録画はDVD-RWのみとなる。
環境性能も向上した。待機電力を1.7ワットに抑え、従来機(DV-HRD2)と比較して約15%の削減。また無鉛はんだやノンハロゲン材など、環境に配慮した材料を積極的に採用しているという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR