ソニー、松下電器産業に続いて発表された3つ目のBlu-ray Discドライブ搭載ハイビジョンレコーダー、シャープの「BD-HD100」を試用した。発売ギリギリまで開発が続けられていた同製品だが、評価に使ったのは製品版と全く同じものだ。
シャープは今年、ハイビジョン録画が可能なDVD/HDDハイブリッドレコーダー「DV-HRDシリーズ」で人気製品を連発したが、BD-HD100もその流れを汲んだもの。DV-HRDシリーズで育ててきたハイビジョン/コピーワンス対応レコーダー用ソフトウェアを基礎にBDドライブへの対応部分を追加することで、世界初のBD/DVD/HDDハイブリッドレコーダーを実用化した。
若干の不安定さを感じる場面や、細かな操作性、仕様面での不満などはあったが、HDDにハイビジョン映像をいったん記録してから、その後の保存方法を考えられる“ハイブリッドならでは”の魅力は本機にしかないものだ。
しかも、i.LINK経由でアイ・オー・データ機器の「Rec-POT M」への録画が可能。BD-HD100の内蔵HDDとRec-POT Mとの間でムーブも行える。ハイビジョン番組を録りためたいなら、本機は細かな不満を押しのけて余りある魅力がある製品だ。
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