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ニコン、秒間8コマの高速撮影対応のデジ一眼「D2Hs」

» 2005年02月16日 20時08分 公開
[ITmedia]

 ニコンカメラ販売は2月16日、秒間8コマの高速連続撮影に対応、報道やスポーツ撮影分野に適したデジタル一眼レフカメラ「D2Hs」を発表、3月25日より発売する。価格は51万4500円(税込み)。

photo D2Hs

 D2Hsは、2003年11月に発売されたフラグシップ機「D2H」の後継モデルで、基本性能はそのまま継承。イメージセンサーにはニコン独自の撮像素子「LBCAST」を採用、有効画素数は410万画素。秒間8コマの高速撮影と、JPEGで最大50コマ、RAWで最大40コマまでの連続撮影を可能としている。レリーズタイムラグは37ミリ秒。

 新たにD2Xから継承された新開発の画像処理エンジンを搭載、正確な色再現性となめらかな階調性を実現。特に、高感度撮影時の徹底したノイズ低減を達成している。複雑な光線や照明の状況でも正確に露出精度を実現する「3D-RGBマルチパターン測光II」も新たに搭載。最新のカラープリンタに対応するsYCC色空間にも対応する。

 液晶モニタの解像度も向上し、D2Hの21万画素から23.2万画素2.5インチ液晶モニタに変更。別売の「ワイヤレストランスミッター WT-2」に対応、IEEE802.11b/gによる画像データ転送に対応する。

 D2Hsの主なスペックは以下の通り。

製品名D2Hs
形式レンズ交換式一眼レフレックスタイプデジタルカメラ
レンズマウントニコンFマウント(AFカップリング、AF接点付)
撮像素子23.3×15.5ミリ、総画素数426万画素(有効約410万画素)
記録画素 2464×1632/1840×1224ピクセル
感度ISO 200−1600相当
記録形式JPEG、RAW
ファインダーアイレベル式(ペンタプリズム)、視野率:約100%、倍率:約0.86倍(50ミリ、∞)
AF方式TTL位相差検出(マルチCAM2000)
フォーカスモードシングルAFサーボ、コンティニュアスAFサーボ、マニュアル
シャッター電子制御式上下走行式フォーカルプレーン、1/8000〜30秒、bulb
露出制御プログラムAE、シャッター優先AE、絞り優先AE、マニュアル
ホワイトバランスオート、マニュアル6種、プリセット(5つまで)、色温度設定
ドライブ(連写機能)最高8コマ/秒、ミラーアップ可能
液晶ディスプレイ2.5インチ低温ポリシリコンTFT
記録メディアコンパクトフラッシュ(Type II、マイクロドライブ対応)
インタフェースUSB 2.0
サイズ157.5(幅)×149.5(高さ)×85.5(奥行き)ミリ
重量1070グラム
価格(税込み)51万4500円

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