東京電力は、テレビ朝日社屋にあるイベントスペース「umu」に「TEPCOミュージアム」を期間限定で開設する。テーマは新CMと同じ「光ライフスタイル」。各メーカーのネット家電を揃え、ブロードバンドと最新機器による“生活シーンの変化”を、目に見える形で紹介している。
DVDレコーダーやデジタルTVなど、ネットワークを使って機能を強化した家電が増え、また監視カメラなどセキュリティに対する需要も高くなっているが、そうした製品で生活を便利にするには、「高速で安定したTEPCOひかりの光ファイバーが最適」というのが主旨だ。ネット家電を提供したのは、Sony Style、東芝、松下電器産業、松下電工など。展示スペースは、メーカーごとに「Feel at Ease」「Sense of Release」「Graceful Days」という3つのコーナーに分かれ、それぞれ異なる生活シーンを表現している。
「Feel at Ease」は、東芝の白物ネット家電「FEMINITY」シリーズとIT照明を中心に、「人に優しい」機器を集めたダイニングキッチンだ。たとえばIT照明は、デジタルTVに表示されるグラフィカルなユーザーインタフェースをみながら、リモコンでオン/オフの操作が可能になる。ユーザーの嗜好や体調に合わせたレシピをネットワークから取り込み、表示できる「ITレンジ」もあった。
そのほかの家電も「ホームゲートウェイ」を介してインターネットに接続しており、外出先からパソコンや携帯電話を使ってコントロール可能。たとえば、帰宅前にITエアコンのスイッチを入れておけば、自宅に着いたときに丁度いい気温になっているという具合だ。ちなみに、ITエアコンにはマイナスイオン発生装置も付いているため、「玄関のドアを開けてすぐに“森林浴”もできます」(説明員)。
ソニー製品が並ぶ「Sense of Release」は、一見してAVルームだと分かる。このリビングシアターを中心に書斎や浴室を配置した“オフタイム”のための空間だ。ただし、単なるAVルームではない。各所のAV機器はやはりネットワークで繋がっている。
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