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THX ultra2対応・HDMI入力コンバート機能も備えたAVアンプ〜デノン

» 2005年04月11日 14時36分 公開
[ITmedia]

 デノンはTHX ultra2に対応したAVサラウンドアンプ「AVC-A11XV」を発表、5月上旬から発売する。価格は42万円。

photo AVC-A11XV。THX ultra2に対応するほか、HDMI入力された映像のアップ/ダウンコンバート機能も持つ

 サラウンド回路にはAVC-A1XVにも利用されている同社独自の「New D.D.S.C.デジタル」を搭載、DSPにも32ビットフローティングタイプを3基搭載し、「DENON LINK」から入力された信号のデコード処理なども余裕を持って対応できる。192KHz対応のアナログ波形再生技術「AL24 Processing Plus」も搭載されている。

 サラウンドフォーマットは、DTS-ESやDolby Digital EXなどのほか、THX ultra 2もサポート。THX ultra2は「THX ultra 2 Cinema」「THX Music」「THX games」といった各モードを切り替えることができる。7chパワーアンプは各チャンネルとも245ワットの出力を持ち、D/Aコンバーターも全チャンネル192kHz/24bit対応となっている。

 ビデオ入出力端子については、3系統のHDMIと1系統のDVI入力、1系統のHDMI出力を備える。マルチチャンネルオーディオのデジタル入力にも対応するが、HDCPには対応していないため、映像を見るためにはHDCP対応のディスプレイが必要となる。

 ビデオコンバージョン機能も搭載しており、「コンポジットビデオ信号をHDMI、コンポーネントビデオ、Sビデオに変換」「Sビデオ信号をHDMI、コンポーネントビデオ、コンポジットビデオに変換」「コンポーネントビデオ信号をHDMI、コンポジットビデオ、Sビデオに変換」といった各種の変換が行える。

 付属マイクでスピーカーと設置する部屋の特性を測定、初期設定を自動的に行う「オートセットアップ」を搭載するほか、得られたデータをもとに周波数特性を補正する「ルームEQ」も搭載する。サイズは434(幅)×178(高さ)×500(奥行き ミリ)、23.6キロ。

photo 背面

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