米Yahoo!は2004年10月に立ち上げたパーソナル検索サービスを改良し、共有機能の方法を増やした。さらに、APIを公開することにより利用促進を図ろうとしている。4月26日、同社が明らかにした。
このサービスはもともとMy Yahoo Searchと呼ばれていたもので、今回My Webと改称された。ユーザーは検索した質問と結果の履歴をWebページに保存することができる。
My Yahoo SearchはYahooの中で新サービスのプロトタイプが置かれているYahoo Nextの中にあったが、My WebはメインのYahoo Searchページに設置されており、Yahoo Toolbarの新しいβ版にも搭載されている。
さらに、My WebはMy Yahoo Searchと異なり、ほかのアプリケーションからアクセス可能なAPIが用意されている。詳細はMy Web APIから。
My Webは前バージョンと同様、検索結果にメモを付けて保存することができるが、新しく保存したページをWebページとして公開する機能が加わった。これをlink blogと呼んでいる。
なお、My WebはページをHTMLフォーマットで保存するが、画像、音声、ビデオは含まない。マルチメディアコンテンツについてはファイル名や内容説明などのメタデータに対するリンクのみになるという。
My Webではユーザーの検索した質問項目とクリックした検索結果を記録することができるが、その機能をオフにすることも可能だ。過去の保存内容を削除することもできる。ユーザーのブックマークをインポートし、それを記録の一部として残すことも可能だという。
My Webにアクセスするためには米Yahoo!にユーザー登録し、ログインする必要がある。すべての情報はYahoo!のサーバに保存されており、Internet ExplorerでもFirefoxでもアクセス可能だという。
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