ロジテックが発売した“DiALive”「LBT-AS100C2/A」は、ポータブルプレーヤーとオーディオ機器を無線でつなげるトランスミッターだ。「iPod」に保存した楽曲や携帯電話の「着うたフル」が、ヘッドフォンだけでなく、大きなスピーカーでも楽しめる。
おりしも昨日、三洋電機がFMトランスミッター内蔵の携帯電話「W32SA」(もちろん着うたフル対応)を発表したばかり。携帯電話でダウンロードした楽曲もオーディオ機器で楽しむ時代になったようだ。ただし、「LBT-AS100C2/A」の場合はFMではなく、Bluetooth対応。FMトランスミッターと何が違うのか。このあたりに着目して試用してみた。
FMトランスミッターと異なるのは、オーディオ機器側に受信機能がまずないこと。このためLBT-AS100C2/Aは送信機(オーディオアダプタ)と受信機(レシーバー)のセットになっている。
オーディオアダプタは、あきらかにiPodを意識したと思われるホワイトボディ。50.5(幅)×14.7(高さ)×51.7(奥行き)ミリの手のひらサイズで、本体から出ているステレオミニジャック付きのケーブルをポータブルプレーヤーなどに接続するスタイルだ。また製品パッケージには、ミニジャックをRCAピンプラグに変換するケーブルや、携帯電話用の4極平型端子に変換するケーブルが付属しており、対応機器は非常に幅広い。
中央にあるボタンは、後述のペアリングに使うほか、音楽再生中に音を消す機能もある。もっとも、こういうときはプレーヤーの「一時停止」ボタンを押す人のほうが多いはずなので、あまり意味はないかもしれない。
ボタンの周囲には、機器の状態を示すLEDが組み込まれている。通常は青く光っているが、バッテリー残量が少なくなると赤に変わり、5秒に1回のゆっくりしたペースで点滅をはじめる。ACアダプタを繋いで充電を開始すると赤の点灯になり、充電が完了すると青にかわる仕組みだ。なお、内蔵バッテリーはリチウムイオンポリマー充電池で、一回の充電で約6時間の視聴が可能になっている。
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