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エプソン、13万円台のホームプロジェクター

» 2005年06月09日 12時17分 公開
[ITmedia]

 セイコーエプソンは6月9日、ホームシアター向け液晶プロジェクター““Dreamio(ドリーミオ)”のエントリーモデル「EMP-TW20」を発表した。6月下旬に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は13万円台後半。

photo ホームシアター向け液晶プロジェクター「EMP-TW20」

 昨年4月に発表したEMP-TW10Hの後継機。480PのDVD映像を表示するのに最適な854×480ピクセル(アスペクト比16:9)の0.55インチ ポリシリコンTFTワイド液晶パネルを採用。液晶パネルを3枚使う3LCD方式で、優れた色再現性を実現するという。コントラスト比を従来機の800:1から1000:1に高めた。輝度は従来機と同じ1200ANSIルーメン。

 光エネルギーを有効利用できる新光学システム「E-TORL(Epson-Twin Optimize Reflection Lamp:多重反射式高効率ランプ)」を新搭載。135ワットのランプ出力で1200ANSIルーメンを可能にするなど、ランプの光効率を向上させることで、高輝度化、小型化、省エネを実現している。

 1.5倍の短焦点ズームレンズを採用し、80インチなら最短2メートル、120インチなら最短3.1メートルの投写距離で視聴可能。新たにレンズシフト機能を搭載し、上下最大2画面分、左右最大1.5画面分の調整が本体上部のダイヤルで行える。

 視聴環境に合わせて色調(エプソンシネマフィルタのオン・オフ)と輝度(ランプ出力の自動調整)を最適化した6種類のプリセットモードを搭載。

 ファンノイズは28デシベル。インタフェースはコンポーネント(D1〜D4)、Sビデオ、コンポジット、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)を各1系統装備。サイズは373(幅)×295(奥行き)×111(高さ)ミリで、重さは約3.5キロ。

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