ジュピターテレコム(J:COM)は6月22日、上下最大100Mbpsのインターネット接続サービスを今秋から始めると発表した。同軸ケーブルで高速接続を可能にする「c.LINK」技術を採用し、集合住宅向けに販売する。
サービス名は「J:COM NET 光」。集合住宅の外壁まで光ファイバーを引き込み、棟内からユーザーまでは既存の同軸ケーブルで結ぶ。棟内LAN配線などの追加投資なく高速接続が可能で、オーナーや管理組合が負担する初期コストを大幅に削減できるとしている。契約は集合住宅1棟ごとに一括で行う。
c.LINKは米Entropic Communicationsが開発。既存の同軸ケーブルを使って最大250Mbpsまで高速化できるのが特徴で、J:COMはサービスの高速化も検討していく。
c.LINKに対応したCATVモデムは松下電器産業(関連記事参照)やブロードネットマックスが製品化している。
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