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» 2005年07月04日 02時06分 公開

ITmedia Shopping バイヤーズガイド:ボーナスで狙う「快適生活のためのエアコン」ガイド (2/8)

[池紀彦,ITmedia]

除湿機編

 さて、エアコンの除湿機能についてを述べたところなので、ついでに除湿機能のみを備える「除湿機」のポイントについてもチェックしてみましょう。エアコンを新たに設置したり、交換したりするにはやや困難だという人には、除湿機の導入もよいかもしれません。

 人が暑さで不快に思う要因の1つは湿度の高さ。いわゆる「蒸し暑い」という状況です。除湿機で湿度を下げるだけでも、暑さによる不快感はだいぶ減ります。あとは既存のエアコンの設定温度を上げて併用するだけでも、室内はかなり快適になります。

 除湿機の機能ポイントも豊富にありますが、もっとも大きなポイントは、機器が採用する、その「除湿方式」になりそうです。現在販売されている製品では3種類の方式、デシカント方式/コンプレッサー方式/ハイブリッド方式があり、それによりほぼ特徴が決まるといってもいいでしょう。

  • デシカント方式

 デシカント方式は、シリカゲルやゼオライトなどの吸湿材を使用して湿気を吸収する方式です。

photo ベッドサイドに置いて除湿するといった使い方ができる、三菱電機製除湿機「サラリ」シリーズ

 その構造上、駆動部分が少ないので騒音も出ず、本体はコンパクトで軽量、そして安価な傾向にあります。ただし吸収した水分を熱で蒸発させる仕組みになっているので、室温が上昇してしまうというデメリットもあります。

  • コンプレッサー方式

 コンプレッサー方式は、エアコンと同様に冷却媒体を用いることで、結露を発生させて除湿する方式です。こちらは本体内装置と室温との温度差が大きい方がより結露が起こりやすくなるので、この季節用として使用する場合はこの方式が向いているといえます。

 なお、室温への影響もあまりないというメリットもありますが、コンプレッサーを搭載する必要があるという構造上から、どうしても本体サイズは大きく重めに、動作音が大きくなってしまう傾向があります。

  • ハイブリッド方式

 ハイブリッド方式は、上記のデシカント方式とコンプレッサー方式、双方の特徴を備えるものです。

photo 夏場は除湿、冬場は衣類乾燥といった用途に使える、松下電器「F-YHA100」

 室温に関係なく最適の方式を切り替えるので、除湿性能に関しては万能といえます。ただし双方の機能を取り入れている構造上から、本体は比較的重めになり、本体価格もやや高額になってしまう傾向もあります。

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