日本レコード協会(RIAJ)は7月6日、ファイル交換ソフトで音楽ファイルを不正に交換していたユーザー5人が、RIAJ加盟5社に対して損害賠償を支払うことで和解したと発表した。賠償額は1人平均48万円。
レコード会社は昨年、プロバイダ責任制限法に基づき、ISPに対し合計44人の身元開示を請求し、うち5人に対して損害賠償請求を含めて交渉していた。
賠償額は、違法にファイルをアップロードしていた期間とファイル数を掛け合わせて算出したという。5人は、同様の権利侵害を2度と行わないとする誓約書も提出した。
RIAJは今回の和解を「各ユーザーの反省を評価しての解決」としており、悪質な侵害行為にはより厳しい法的措置も行う可能性があるとしている。
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