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» 2005年07月07日 12時55分 公開

ビクター、スピーカーと同じ構造の“天然木”ヘッドフォン発表

日本ビクターは、天然木ハウジングを使用したステレオヘッドフォン「HP-DX1000」を発表した。ハウジング内に円筒形の音響室を形成し、ドライバーユニットを直接固定。音響レンズも採用するなど、構造はスピーカーと同じだという。

[ITmedia]

 日本ビクターは7月7日、天然木ハウジングにドライバーユニットを直接固定するダイレクトマウント構造を採用したステレオヘッドフォンの新フラグシップモデル「HP-DX1000」を発表した。価格はオープンプライスだが、店頭では10万5000円前後になる見込みだ。発売は7月15日。

photo ステレオヘッドフォン「HP-DX1000」。右は別売のヘッドフォンスタンド「AA-DX1000」(2万6000円前後)にかけたところ。スタンドのサイズは、台座部の直径が180ミリ×高さ360ミリ。重量は1キロ

 ハウジングは、響きの良さと軽さを兼ね備えたラジアタパイン材の無垢天然木から削り出したもの。ハウジング内にはスピーカーのエンクロージャー(キャビネット)に相当する円筒形の音響室を形成し、これにドライバーユニットを直接固定する“ダイレクトマウント構造”とした。また、ハンガー部やスライダー部にも、軽量ながら高い剛性を持つマグネシウム合金やジュラルミンを採用するなど軽量化を図った。重量は380グラムだ(コード含まず)。

 「構造としてはスピーカーと同じ。不要な振動や共鳴を抑えるとともに、自然な響きや余韻と合わせ、従来のヘッドフォン再生の枠を超えた広い音場感と高品位の音楽再生を実現する」(同社)。

photo ハウジング内に、スピーカーのエンクロージャー(キャビネット)に相当する円筒形の音響室を形成した

 さらに、スピーカーに採用されているアコースティックレンズ(音響レンズ)をヘッドフォンにはじめて採用。二枚の音響レンズの間隔と穴径を微妙にずらすことにより、ドライバーユニットから耳に伝える直接音と間接音を最適にチューニングしている。

photo

 搭載するユニットは、50ミリ径の「ワイドレンジドライバーユニット」。磁気エネルギーを最大限に生かすため、「ボビン巻ボイスコイル」を採用したほか、トッププレートとヨークに銅メッキを施し、電流歪を低減。また最大磁気エネルギー積を約30%(同社比)アップさせた高磁力ネオジウムマグネットにより、密度の高い中低域再生と高い解像感を実現したという。再生周波数帯域は4〜30000Hz。そのほかの主な仕様は下記の通りだ。

製品名 HP-DX1000
型式 密閉ダイナミック型
ユニット径 50ミリ
再生周波数帯域 4〜30000Hz
定格インピーダンス 64オーム
出力音圧レベル 102デシベル/1ミリワット
最大許容入力 1500ミリワット(IEC規格)
コード 布巻き3.5メートル(7N-OFC、6.3ミリ径)24金メッキステレオ標準プラグ付き
質量 380グラム
価格 オープン

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