エヌエイチジェイ(NHJ)は7月7日、関係者を対象にしたイベントを開催した。会場には未発表のものを含む新製品が多数展示されたほか、同社がウォルト・ディズニー・ジャパンとデジタル家電の製造販売についてライセンス契約を結んだことも発表された。
未発表製品として参考展示されていたのは、ポータブルフォトストレージ「PV-103」、「D'zing」シリーズの6Mピクセルデジカメ「DZ-688」、有機ELディスプレイを備えたデジタルオーディオプレーヤー「VX300」「VX400」など。
PV-103は40GバイトのHDDを搭載し、上部に備えたCFカードスロットからデジカメの画像データを転送することができる。8月中旬発売の予定となっており、価格は「3万円プラスアルファを考えている」(同社)。
本体の側面にはUSBコネクタも備えているが、デジカメに直接接続できるUSBホスト機能は搭載しておらず、PCとの接続専用となっている。正面には1.5インチの液晶も設けられており、蓄積した画像を確認することも可能だ。パッケージにはSDカード/xDピクチャーカード/メモリースティックを使用するためのアダプタも付属する。
「DZ-688」は既に販売されている5Mピクセル機「DZ-588」の上位モデルと位置づけられており、6MピクセルのCCDを搭載する。価格や発売日は未定。
「VX300」「VX400」は有機ELディスプレイを搭載し、同社製オーディオプレーヤーの中ではミドルクラスに位置づけられるフラッシュメモリプレーヤー。VX300は乾電池、VX400は充電池で駆動する。それぞれのモデルに512Mバイト/1Gバイトの各容量が用意され、デザインと電源を除くスペックは共通となっている。
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