シャープは7月11日、台湾の液晶パネルメーカー・友達光電(AUO)と、PC向け液晶パネルに関する特許のクロスライセンス契約を結んだと明らかにした。PC向け液晶パネル特許に関して両社が米国で争っていた訴訟はすべて取り下げる。
クロスライセンスを結んだのは、PC向けTFTに関する特許で、今年7月から2010年6月までの5年間の契約という。
シャープは、AUOが同社の液晶テレビに関する特許技術を侵害しているとして、AUOのパネルを搭載した液晶テレビ販売会社の日本法人と係争中。同社広報室は「PC向け液晶の和解は、テレビ向け液晶での係争には影響しない」としている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR