日立製作所は7月11日、薄型ハイビジョンテレビ新製品として「“Wooo”8000シリーズ」11機種を8月中旬から順次発売すると発表した。
“Wooo”8000シリーズは、プラズマテレビ(55V/42V/37V型各2機種ずつ)6機種と液晶テレビ(37V/32V型各2機種ずつと26V型)5機種。従来機はプラズマ/液晶モニターとチューナーユニット「AVCステーション」の組み合わせでラインアップを形成していたが、今回の新製品はすべてチューナー一体型となり、シンプルな製品構成になった。
プラズマテレビ
方式 | 画面サイズ | 型番 | 発売日 | 価格 |
---|---|---|---|---|
プラズマ | 55V型 | W55P-HR8000 | 9月下旬 | 86万1000円 |
プラズマ | 55V型 | W55P-H8000 | 9月中旬 | 79万8000円 |
プラズマ | 42V型 | W42P-HR8000 | 9月中旬 | 63万円 |
プラズマ | 42V型 | W42P-H8000 | 8月中旬 | 56万7000円 |
プラズマ | 37V型 | W37P-HR8000 | 9月中旬 | 54万6000円 |
プラズマ | 37V型 | W37P-H8000 | 8月中旬 | 48万3000円 |
液晶テレビ
方式 | 画面サイズ | 型番 | 発売日 | 価格 |
---|---|---|---|---|
液晶 | 37V型 | W37L-HR8000 | 9月中旬 | 54万6000円 |
液晶 | 37V型 | W37L-H8000 | 8月中旬 | 48万3000円 |
液晶 | 32V型 | W32L-HR8000 | 9月下旬 | 44万1000円 |
液晶 | 32V型 | W32L-H8000 | 8月中旬 | 37万8000円 |
液晶 | 26V型 | W26L-HR8000 | 9月中旬 | 29万4000円 |
プラズマテレビでは、従来から業界最高レベルの高輝度を誇っていた同社独自ALISパネルの性能をさらにアップ。42V型で「世界最高輝度」(同社)となるピーク輝度1400カンデラ/平方メートル、コントラスト比3000:1を実現した(55V型はピーク輝度1000カンデラ/平方メートルでコントラスト比2000:1、37V型はピーク輝度1300カンデラ/平方メートルでコントラスト比2500:1)。
また、42V型と37V型には1024×1024ピクセルの高精細な新世代「メガピクセルALISパネル」を採用(55V型には1366×768ピクセルのe-ALISパネルを使用)。デジタルハイビジョン放送の垂直信号(1080i)を画素変換せずにリアル表示できるほか、年間消費電力量も従来モデルに比べて約30%低減しているという。
新世代パネルに合わせて、前面フィルターも新開発の「MBP(マルチ・バンド・パス)フィルター」を採用。外光は抑えつつ、プラズマの発光は効率よく透過させるという特性を持つという。
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