横浜中華街の中心部にある小さな水族館「よしもとおもしろ水族館」に、赤ちゃん(?)が誕生した。7月14日にオープンした「よしもと赤ちゃん水族館」だ。行われたオープニングセプションには、さかなクンや宮川大助・花子、吉本興業の吉野伊佐男社長をはじめ、横浜市や中華街の関係者も参加してテープカットを行った。
この水族館は「子どもの目線」をテーマとしており、水槽の高さも身長110センチ程度の子どもの目線にまで下げて設置。幼稚園の園内をイメージしたという館内には、ジャングルジムや滑り台を設けた上に、土足禁止というユニークな水族館だ。飼育されている魚たちももちろん“子ども”で、約100種/5000匹の稚魚を見ることができる。
隣接の「よしもとおもしろ水族館」では、各水槽に「さんま教授」と「さかな助教授」による解説やクイズが掲載されるなど“お笑いテイスト”が各所にちりばめられているが、ここでは「水位が下がると入り江の魚はどうなるの?」「水槽の底からエアーが吹き出すと、魚はどう振る舞うの?」「優しい声が流れる水槽と、厳しい声が流れる水槽、魚の育ち方は違うの?」といったさまざまな実験を行う水槽が並んでいる。
そのほか、さかなくん監修の「養殖!赤ちゃんゾーン」や小さいのに赤ちゃんではない魚を集めた「ニセ?赤ちゃんゾーン」、赤ちゃんになるまでの課程を紹介する「卵・孵化ゾーン」などのほか、ウミガメやカメレオンなど魚以外の“赤ちゃん”を集めたコーナーも用意されている。
所在地は、よしもとおもしろ水族館と同じく横浜市中区山下町144 チャイナスクエアビル3階(横浜中華街中華大通り沿い)。最寄り駅はJRの「石川町」もしくは、みなとみらい線の「元町・中華街駅」。
営業時間は午前11時から午後8時まで(年中無休)。入場料金は、中学生以上が1400円、子ども(4歳以上)は700円となっており、1枚のチケットで「よしもと赤ちゃん水族館」「よしもとおもしろ水族館」の双方に入場可能だ。
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