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連邦の新型に乗ってきました(2/2 ページ)

» 2005年07月16日 02時20分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]
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 「V作戦 コックピット・リプロダクション」は、実物大ガンダムのすぐ横にあった。入り口はガンダムの腹部をイメージした造りで、その両脇に小型のモノクロモニターが2台設置されている。外にいる人たちにも、中の様子が分かる趣向だ。

photo ガンダムのお腹。(C)創通エージェンシー・サンライズ
photo 左右のモニターで中の様子がわかる

 連邦軍のコスプレ制服を着たスタッフに案内され、狭い入り口から中に入ると、意外に広いことがわかる。コックピットの面積は2.4×2.6メートルあり、友達と一緒に行っても3〜4人はいけそうだ。ちなみに、入り口の自動ドアはちゃんと上にスライドするタイプ。ここでも気分を盛り上げてくれる。

photo 座るとこんな感じ。座れるのは1人だが、友達と一緒に中に入って記念撮影するのはOK
photo 気分ははじめてガンダムに乗ったアムロ?(モデルはスタッフのお姉さん)正面には大型モニターとカメラがあって、このカメラで最後に記念写真を撮ってくれる

 コックピット中央には、テレビで見慣れた“あのシート”が鎮座していた。シートは少し固めでホールド性はあまりないが、その“素っ気なさ”が逆に嬉しかったりする。いかにも設定に忠実に作られているような気がするのだ。またパネルの計器類やスイッチ類も精巧。コックピット内が暗くなるとカラフルに光るあたりも芸が細かい。

photo すごい。5倍以上のエネルギーゲインがある…

 なお、左右のレバーなど一部動かせる部分もあるが、動かしても何も変化はおきなかった。ちょっと残念……。

photo うごくぞ。こいつ(意味が違う……)

 シートに座り、入り口が閉まると、正面スクリーンにアムロ曹長が登場。直々にガンダムの操縦法を解説してくれる。“V作戦当時はまだ民間人だったはず”なんてツッコミは入れず、ここは素直に話を聞いておこう。もちろん、解説だけで終わるわけもないのだけれど……後は行ってみてのお楽しみ。

 なおスクリーンに映る映像は、サンライズの協力で作成された完全オリジナルで、再生時間は1分50秒ほど。最後の記念撮影も含め、一人あたり2分から2分半で終了する。

500種のガンプラが勢揃い

 記念撮影の写真は、物販スペース「G-base」のカウンターで受け取る。記念写真のサイズは12.5×17.8センチの2L版。コックピット正面から、ベストポジションで撮影してくれるので、両サイドのレバーに手を置き、カッコ良く写ってほしい。

photo 物販スペースの「G-base」。ガンプラはもちろん、ジオン軍の十字勲章、ハロクッキーなど、ここでしか手に入らないモノも多数販売している
photo 記念写真のパッケージ。中を見ると、浮ついた表情なのに、かしこまった姿勢で映っている自分の姿……。V作戦に参加する人は気を付けよう
photo G-baseでは、リニューアルの一環として500種のガンプラを一堂に展示している。これまでに販売されたガンプラは約700種というから、かなりのコレクションだ
photo ほとんど寝た状態になっているのは、「足の裏まで含め、全体のフォルムをよく見てほしいから」(バンダイ)

 「V作戦 コックピット・リプロダクション」は7月16日発動。作戦に参加するには、入場料とは別に500円が必要だ。またリニューアルオープン記念として、来場者には7月16日から先着で、サンライズ所有の「劇場版機動戦士ガンダム I」上映用フィルム(35mm)5コマをプレゼントするという。

施設名 ガンダムミュージアム(BANDAI MUSEUM内)
場所 千葉県松戸市松戸1230-1 ピアザ松戸ビル
交通 JR常磐線/新京成線「松戸駅」東口からすぐ
営業時間 10時〜18時30分(ガンダムカフェなど一部は23時まで営業)
入場料 500円(別途料金が必要なコーナーもあり)

 またバンダイミュージアムでは、8月1日より「ケロロ軍曹」の企画展を開催する予定だ。タイトルは、「ケロロ軍曹 バンダイミュージアム乗っ取るであります」。

 ……君は、生き延びることができるか?

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