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ソニーとコニカミノルタ、レンズ交換式DSLRを共同開発へ

» 2005年07月19日 17時23分 公開
[ITmedia]

 コニカミノルタフォトイメージングとソニーは7月19日、レンズ交換式一眼レフデジタルカメラ(DSLR)を共同開発することで合意したと発表した。両社の関連技術とキーデバイスを活かし、αマウントの新カメラを開発する。

 コニカミノルタが持つαシリーズのレンズ資産やボディ内蔵手ぶれ補正方式、ソニーのイメージセンサーや画像処理技術、リチウムイオンバッテリーなど両社の技術とデバイスを融合。それぞれの強みを活かしたレンズ交換式DSLRを共同開発していく。レンズマウントはαシステムに準拠し、互換性を保つという。

 カメラ映像機器工業会(CIPA)の予測によると、DSLRの世界市場は2004年度で約250万台、2005年度で360万台以上に拡大。価格下落が著しいコンパクトタイプに比べ、利幅が大きいDSLR市場が主戦場になりつつある。ソニーはコンパクトではトップクラスの市場シェアを持つが、レンズ交換式DSLRを製品ラインアップに持たない点が弱点とも指摘されていた。

 松下電器産業とオリンパスは、フォーサーズ規格に準拠したレンズ交換式DSLRの共同開発を進めている(関連記事参照)

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