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“電撃”で空気をきれいに――ダイキンの空気清浄機

» 2005年07月26日 19時52分 公開
[ITmedia]

 ダイキンは、業界トップという28種類のアレル物質(花粉やダニなど、アレルギー原因となる物質)と19種類のアジュバント(ディーゼル粉塵や排ガスなど、アレルギーを引き起こし悪化させる物質)を分解除去する家庭用空気清浄機「フラッシュストリーマ 光クリエール MC707-W」「同 MC757-W」を9月1日より販売すると発表した。

photo フラッシュストリーマ 光クリエール MC757-W

 同社では発生させた高速電子と空気中の成分を衝突させ、ニオイやホルムアルデヒドなどを分解する「フラッシュストリーマ」を搭載した家庭用空気清浄機を製造・販売しているが、新製品はこれをさらに強化した「電撃ストリーマユニット」を搭載し、多くのアレル物質とアジュバントも分解除去する。

 ユニットが強化されたことによって、同時に搭載されている光触媒や脱臭触媒などもより分解能力が向上し、既存製品では分解除去することができなかったオオアワガエリやブタクサ、クロカビなどのアレル物質や、テトラクロロエチレンやヘキサンなどのアジュバントも処理できようになった。脱臭能力も向上しており、たばこやペット、カビ、生ゴミなどなどのニオイを迅速に脱臭する。

 製品は29畳までの広さに対応した「フラッシュストリーマ光クリエール MC707-W」と、32畳までの広さに対応した「フラッシュストリーマ光クリエール MC757-W」が用意されており、MC-757Wには人感センサーも搭載される。

 MC-757Wでは搭載した人感センサーによって、人を検知しない時間が1時間続くと自動的に運転を一旦停止し、その後2時間ごとに20分の強運転を繰り返す「るすばんモード」と、人を検知しない時間が1時間続くと自動的に停止し、人を検知すると停止時のモードで再起動する「せつやくモード」が選択できる。

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