東芝のポータロウ「SD-P1600」は、小型・軽量を特徴としつつ、実売で3万円弱で入手可能なポータブルDVDプレーヤーだ。本体サイズは190(幅)×145(奥行き)×30.5(高さ)ミリで、宣伝文句を借りれば、DVDのトールケース2枚分に収まっている。重量も約690グラムと超軽量だ。
ただし、これはバッテリーを含まない状態での数値である。もちろん、AC電源やシガーソケットアダプター(別売のアウトドアキット「SD-PCK14」に付属)を利用可能な場合には、小型・軽量かつスタイリッシュな本体だけでDVD鑑賞を楽しめるが、電車や飛行機での移動時や、コンセントのない場所での使用には、付属バッテリーパックの装着が必須だ。
バッテリー部の幅は190ミリ、高さ25ミリ、そして、奥行きは43ミリ(接続部を除く)程度だが、本体内への収納ではなく、後ろに付け足す(正確に言えば、後部下に少し潜り込む)感じなので、装着時のサイズは190×190ミリとほぼ正方形。また、重量も1キロ近くになる。それでも、決して大きい・重いというわけではなく、ポータブルDVDプレーヤーとしてはごく一般的なレベルといっていいだろう。
本体を開くと、右側の3分の1ほどに操作ボタンが配置され、残りの部分はDVDドライブが占めている。手前の「オープン」ボタンを押せば、クラムシェルスタイルのフタが開くので、そこへディスクをセットすればいい。市販のDVDビデオをかけてみたところ、ディスクが認識されるまでに10秒、それから5秒程度で再生が開始された。
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