富士写真フイルムは7月28日、有効512万画素のスーパーCCDハニカムと光学10倍ズームレンズを搭載したデジタル一眼レフカメラ「FinePix S5200」を発表した。9月発売予定で価格はオープン。店頭では5万円前後になる見込みだ。
同日発表したハイエンドモデル「S9000」と同じレンズ一体型。最大記録画素数2592×1944ピクセル(504万画素)で、CCD RAWモードも備える。8群11枚のフジノン光学式ズームレンズは35mm換算で38mm〜380mm相当。10倍ズームとISO1600の感度を活かし、望遠時のブレを防ぐ「ブレ軽減モード」を搭載した。起動が約1.1秒、シャッタータイムラグが0.01秒という機動性も合わせ、運動会などの撮影にも適しているという。
連写機能は、3コマまでの通常連写にくわえ、シャッターボタンを押している間、最短約0.5秒間隔で最大40コマ連写し続け、ボタンから指を離す直前の3コマのみを記録する「サイクル連写」も搭載。競走のゴールシーンなどの撮り逃しを防ぐ。
撮影モードは、AUTO/ブレ軽減/ナチュラルフォト/人物/風景/夜景/プログラムオート/シャッター優先オート/絞り優先オート/マニュアル露出/動画の11種類。QVGAもしくはVGAサイズ(640×480ピクセル)で毎秒30フレームの音声付き動画を撮影できる動画モードも備えた。
液晶モニターは1.8型。本体サイズは113.5(幅)×85(高さ)×112(奥行き)ミリで、電源のアルカリ単3乾電池×4本やxD-ピクチャーカードを含む撮影時重量は約470グラムとなる。
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