9型ワイドという大型の液晶ディスプレイを採用した松下電器産業の「DVD-LX95」。実売で7万円前後と、前回紹介した東芝「SD-P1600」のほぼ2倍の価格となっている。ただし、その分、TVチューナーや音声のFMトランスミッターまで内蔵するなど、機能は充実。さらに、内蔵バッテリーで最長約6時間の連続再生が可能なうえ、カーDCアダプターも標準で付属している。
大画面の分だけ、本体サイズは235.4(幅)×178.6(奥行き)×39(高さ)ミリとやや大きめ。重さも約1140グラムと結構ある。ただし、これらの数値はすべてバッテリー込みのもの。
バッテリーは本体へ内蔵されているのではなく、着脱が可能だが、形状の点では完全に一体化される。東芝「SD-P1600」ではバッテリーなしがデフォルトだったが、こちらはバッテリーをつけた状態が基本といえるだろう。
本体を開くと、中央にクラムシェルスタイルのDVDドライブがあり、右側にはカーソルなどの操作ボタン類、左側にはオープンボタンのみが配置されている。また、最前部には再生、一時停止、停止、前後スキップ、AVセレクト、FM-TM(FMトランスミッター)ボタンが並ぶ。
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