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ペンタックス、液晶モニターを大型化したデジ一眼「*ist DS2」

» 2005年08月22日 17時37分 公開
[ITmedia]

 ペンタックスは8月22日、デジタル一眼レフカメラ「PENTAX *ist DS2」を発表した。小型軽量なレンズ交換式デジ一眼として登場した「*ist DS」のマイナーチェンジ版。液晶モニターの大型化など、使い勝手の向上を図った。9月15日に発売する予定で、価格はオープン。店頭では9万円前後(ボディのみ)になる見込みだ。

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 新たに2.5型/約21万画素の液晶モニターを搭載。撮影した画像の確認や各種設定操作を容易に行えるようにした。これに伴い、*ist DSと比べて本体の厚みが1ミリ増えたものの、重量は変わらず。ボディサイズは125(幅)×92.5(高さ)×67(厚さ)ミリ、重量は505グラム(電池、SDカード別)となっている。

photo 2.5型/約21万画素の液晶モニター

 操作系にも手が加えられており、まず感度設定に“オート”が付加された。被写体の明るさや焦点距離情報に応じ、カメラ側が感度を自動変更。コンパクトカメラのように手軽に撮影を楽しめる。オート感度設定の上限は標準出力感度400から3200まで任意に設定可能だ。

 また、DSでは「動体撮影」時にしか使用できなかったコンティニアスAF(AF-C)をプログラム露出やシャッター速度優先AE、絞り優先AEなど撮影モード時にも使用できるようになった。

 そのほかの機能は*ist DSと同じ。撮像素子には、23.5×15.7ミリ、有効画素数610万画素のCCDを採用し、視野率95%/倍率0.95倍のガラスペンタプリズム入りファインダーを継承している。K、KA、KAF、KAF2マウントレンズなどのペンタックス交換レンズが装着可能だ。記録メモリはSDカード。

 バッテリーは、「CR-V3」リチウム電池×2本もしくは単3形乾電池×4本(リチウム1次電池、ニッケル水素充電池、アルカリ電池)。CR-V3を使用した場合、ストロボ発光なしで850枚、ストロボ50%発光で750枚の撮影が可能だ。

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