最後は、珍しい角形の電気ジャーポットだ。角は落としてあり、柔らかい印象を受ける。色はホワイトとブラックの2色。ほかのキッチン家電の中にあっても存在を主張せず、周囲に溶け込みそうだ。
「電気ジャーポットは、技術的な要因により、どの製品も同じ形になっている。しかし、お茶やコーヒーなど、いろいろな利用シーンにマッチするような形があってもいいはずだ。それでいて、見れば電気ジャーポットだとすぐに分かる形にした」(深澤氏)。
容量は2.2リットル。沸騰させた後は自動的に保温に切り替わり、85度をキープする。このほかカルキ抜き機能、空焚き防止機能、再沸騰機能、360度回転盤付き。
気になるスペックは下記の通り。
型番 | XKP-P010 |
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カラー | ホワイト/ブラック |
容量 | 2.2リットル |
外形寸法 | 198(幅)×238.5(奥行き)×240(高さ)ミリ |
重量 | 未確定 |
価格 | 1万5750円 |
発売時期 | 12月予定 |
なお、9月中旬発売予定のコードレス電話機と加湿器に関しては、9月1日から「±0 AOYAMA」で数量限定のテストセールスを行う予定だ。数は「ごく少量」なので、欲しい方はお早めに。
挨拶に立った±0の嶋田勝彦社長は、「2003年9月に代官山で±0というプロジェクトを立ち上げて以来、センス・オブ・ユーモアを題材にした物作りを一生懸命やってきた」と、この2年間を振り返った。
現在は29種/63アイテムを揃え、直営店もオープン。ブランドの認知度も上がってきたという。さらに同氏は、「日本だけではなく、“日本発、海外へ”」として海外展開への意欲も示している。
「今は、ブランドとしての自覚と成果を問われる時期だ。“ありそうでないもの”というコンセプトを念頭に置き、オンリーワンのブランドを作っていきたい」(同氏)。
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