ソニーマーケティングは9月13日、MPEG-4形式の動画も撮影可能な「サイバーショット DSC-M2」を10月21日より販売すると発表した。価格はオープンだが、実売想定価格は5万円前後。
新製品はDSC-M1にも似た、2.5インチの回転式モニターを備えるユニークなスタイル。モニターは横に90度スライドさせると電源が入るほか、180度回転もするため自分撮りも容易だ。本体には「静止画」「動画」「再生」の各ボタンが独立して備えられており、多機能とシンプルな操作を両立させている。
1/2.4インチ 有効画素数510万画素の「Super HAD CCD」を採用し、光学3倍ズームのカール ツァイス「バリオ・テッサー」レンズを組み合わせる。独自の画像処理エンジン「リアル・イメージング・プロセッサー」によって、ノイズの少ないクリアな画像を実現した。
動画記録については、MPEG-4(拡張子.mp4)での記録が可能な「MPEGムービー4TV」を採用。2Gバイトのメモリースティックを利用すれば、VGAサイズ(640×480、30fps)では約92分、QVGAサイズ(320×240、15fps)では約17時間11分の動画が記録できる。動画形式そのものはDSC-M1と同様ながらも、ブロックノイズの低減や低照度環境下での明るさを向上などの改良を図り、画質を向上させたという。
新機能として、撮影した写真や動画を、自動的に専用の内蔵メモリへ保存する「ポケットアルバム」機能を備えた。VGAサイズの写真ならば約1100枚の保存が行える。メモリースティックを取り外してもポケットアルバム内の画像はそのまま保存されるので、とりためた画像を本体液晶で楽しむことができる。メモリースティックやポケットアルバムに収納されている写真に、プリセットされたBGMをつけて再生できる「音楽つきスライドショー」機能も備えた。主な仕様は以下の通り。
機種名 | DSC-M2 |
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撮像素子 | 1/2.4インチ正方画素原色フィルター「Super HAD CCD」 |
画素数 | 有効510万画素 |
レンズ | カール ツァイス「バリオ・テッサー」、光学3倍ズーム(35ミリ換算 38〜114mm)、F3.5〜4.4 |
焦点距離 | 50センチ〜∞、8センチ〜∞(マクロモード)、1センチ〜∞(拡大鏡モード) |
シャッタースピード | オート(1/8〜1/1000秒)、プログラムオート(1-1/1000秒)、高速シャッター(1/250〜1/1000秒) |
記録モード | 夜景・夜景&人物・風景・ビーチ・スノー・打ち上げ花火・高速シャッター・キャンドル・拡大鏡 |
静止画記録サイズ | 2592×1944/2048×1536/1280×960/640×480/2592×1728(3:2モード) |
動画記録サイズ | 640×480ピクセル 約30fps、320×240 約30fps、320×240 約15fps |
記録フォーマット | 静止画:JPEG、動画:MPEG-4(MPEGムービー4 TV) |
液晶 | 2.5インチTFT ハイブリッドLCD(12.3万画素) |
記録メディア | メモリースティックDuo/メモリースティックPRO Duo |
電源 | インフォリチウム「NP-FT1」 |
サイズ | 51.2(幅)×123.1(高さ)×32.4(奥行き)ミリ |
重量 | 約180グラム(本体のみ) |
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