日本ビクターは9月16日、HDMIなど豊富なインタフェースを備えるほか、独自のデジタルアンプ「DEUS」(Digital Emotional Universal Sound)を搭載したAVアンプ「AX-D701」を10月21日より販売すると発表した。価格は9万9750円。
新製品に搭載されている「DEUS」は、音のゆがみを押さえる「ハイブリッド・フィードバック技術」などを搭載し、小型軽量というデジタルのメリットと、高品質なアナログ出力を両立する。これまでにも同社AVアンプ「EX-A5」などにも搭載されており、本製品では奥行き371ミリというコンパクトボディながらも、130ワット×7という高出力を実現している。
高音質化回路として、ポータブルHDDプレーヤー“alneo”(アルネオ)「XA-HD500」と同じく「CCコンバーター」を搭載。CCコンバーターは同社の高音質化技術「K2」を圧縮音源に応用したもので、本製品のCCコンバーターは、高圧縮/低圧縮/非圧縮のそれぞれに適したアルゴリズムを2モード備える。
インタフェースも豊富だ。HDMI端子を3つ(入力2/出力1)のほか、PCとの接続を可能にしたUSB端子を前面シーリングドア内に装備。コンポジットやSビデオなどから入力された映像ソースをHDMIから出力するビデオアップコンバート機能も用意されており、テレビ側で入力切りかえをする手間が省ける。
そのほか、ファロージャー製のインターレース/プログレッシブ変換回路(プログレッシブコンバーター)も搭載しており、コーミングやジャギーなどを抑えた、美しい映像を映し出すことが可能だ。手を叩けば自動的に最適な音場を設定する「スマート・サラウンド・セットアップ」も備えている。本体サイズは435(幅)×91.5(高さ)×371(奥行き)ミリ、7.8キロ。
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