いま、東京ビッグサイトで「プラモデル・ラジコンショー(全日本模型ホビーショー)」が開催されている。名前から分かるように、模型やラジコンの展示がメインなんだけど、実は2足歩行ロボットもけっこういるのだ*1。そんな彼らを得意の動きとともに紹介していくことしよう。
正式名の日本遠隔制御というより、JR PROPOのブランド名でいった方がわかりやすい会社のブースにいるRB1000。2足歩行のホビーロボットで10万円を切る9万8000円というのが大きなうり。モーター数も19あるのだ。
朝イチに見に行っちゃったら、まだ準備体操をしている状態だった。デモブースの床と足裏との相性が悪いらしくて、なかなか調整がうまくいってなかったのだ。
同じくJR PROPOにいたPirkus R type-01。ピルクスと読む。こちらは19万8000円〜24万9800円という価格なのだけど、さすがにそれだけのことはある。これだけすたすた歩くのだ。モーターは21。ジャイロセンサーも搭載。
双葉電子工業のフタバくん。彼は自分が商品というわけではなくて、新製品のサーボモーターとプロセッシングユニットの実用例として登場しているのだ。とはいえ、制作は千葉工業大学未来ロボット技術研究センター (fuRo)とのコラボレーションである。
モーターはこれ。小さいながらマイコンを内蔵し、RS485のシリアル通信で、自身の温度や負荷を報告できる。負荷が返ってくるということは、不整地走行にも使えるってことだ。プロセッシングユニットもCPUにSH3を使用、NetBSDOSで動作しているというものである。開発が楽そうだ。
もはやおなじみのRobovie-M。三和電子機器のブースにいた。連続前転もお手の物だ。実はこれはver2。運動性能はそのままに、組み立てやすさと低価格化(29万4000円)を実現したのだ。
また、展示はされてなかったのだけど、入門者向けのRobovie-MS、9万9750円というのもある。
こちらもおなじみ鉄人28号。やはり三和電子機器にいた。歩き方が鉄人っぽいのがいい。でも戦うポーズはちょっと鉄人のイメージとは違うような気がする。
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