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ペンタックス、DivX動画も撮れる薄さ19ミリ超小型6メガ機「オプティオS6」

» 2005年10月13日 10時45分 公開
[ITmedia]

 ペンタックスは10月13日、コンパクトデジカメシリーズ“オプティオ”シリーズ新製品「オプティオS6」を発表した。11月2日から発売する。価格はオープンで、市場想定価格は4万円前後。

photo オプティオS6

 オプティオS6は、今年6月に発表した「オプティオS5z」の6メガ版。1/2.5インチ有効600万画素のCCDと2.5インチの大型液晶モニターを搭載しながら、独自レンズ機構「スライディング・レンズ・システム」を含むレンズユニットの全面見直しを実施。従来機と同じ光学3倍ズームながらレンズユニット単体で従来比2ミリの薄型化を果たし、ボディサイズを83.5(幅)×19(奥行き)×53.5(高さ)ミリと、S5z(83×21.5×55ミリ)よりも奥行きで2.5ミリ、高さで1.5ミリ小型化した。重さは100グラム(撮影時120グラム)。

photo 独自レンズ機構「スライディング・レンズ・システム」を含むレンズユニットを全面見直しで従来比で2ミリ薄型化
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 背面に搭載する2.5インチ液晶モニターは、23.2万画素の高精細タイプを新たに採用(S5zは11万画素)。屋外での視認性に優れた微反射タイプで、美しい再生表示のほか、ピントや構図確認、メニュー画面上での各種設定や操作などが分かりやすくなっているという。

photo 大画面2.5インチ液晶は、23.2万画素の高精細タイプを新たに採用

 大画面液晶モニターを活用したアイコン一覧表示機能“モードパレット”も搭載。撮影時15種類/再生時14種類という多数のモードを、アイコンによる一覧表示で分かりやすく選択/操作できる。

photo アイコン一覧表示機能“モードパレット”

 VGA(640×480ピクセル)/30fpsの高画質な動画撮影が可能な点は従来モデルから継承しているが、今回は動画形式にDivX(バージョン5.2.1)コーデックのMPEG-4形式(.avi)を採用。高画質な動画を長時間録画できるようになった。また、手ブレを自動的に補正する“動画手ぶれ補正”機能も新たに搭載。

 そのほか、被写体の移動に合わせてフォーカスフレームが自動追従してピントを合わせ続ける自動追尾AFも搭載。ボディーカラーはシルバーとワインレッドの2色をラインアップした。

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 主な仕様は以下の通り。

製品名 オプティオS6
撮影素子 1/2.5インチ有効画素600万画素CCD
レンズ 光学3倍ズームレンズ、焦点距離:37.5〜112.5ミリ(35ミリ判換算)、開放F値:F2.7〜5.2
最大画像サイズ 2816×2112ピクセル(静止画)/640×480ピクセル(動画)
撮影距離 約0.4メートル〜∞(マクロモード時約0.15〜0.5メートル)
記録媒体 内蔵メモリ(23Mバイト)、SDメモリーカード
液晶ディスプレイ 2.5インチ約23.2万画素TFTカラーLCD(バックライト付)
バッテリー 充電式専用リチウムイオンバッテリー
サイズ 83.5(幅)×53.5(高さ)×19(奥行き)ミリ
重量 約100グラム(本体のみ)、約120グラム(撮影時)
価格 オープン(実売4万円前後)
発売時期 11月2日

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