タカラは、ポータブルMP3プレーヤー「Music Shower」(ミュージック・シャワー)を11月18日に発売する。対象年齢は9歳以上。ちょっと背伸びしたい女の子たちをターゲットにしたデジタル音楽プレーヤーなのだ。
使い方は簡単。付属のケーブルでMusic ShowerをテレビやCDプレーヤーのヘッドフォンジャックに接続し、録音モードを選択するだけ。CDプレーヤーで音楽を再生すれば、自動的に録音が始まる。録音時間は「120分以上」となっている。
つまりは“ダイレクトエンコード”なのだが、モノが子ども向けだけに、カタログや広告紙面などに難しい言葉は1つも出てこない。パソコンがなくても簡単に使える点を強調している。
ただし、USBケーブルを使ってパソコンに接続すれば、楽曲の移動や保存も可能だ。タカラ、トイ事業部ボーイズマーケティング部ネクストホビーチームの中川仁主任によると、PCから持ってきた楽曲ファイルに関しては、ファイル名を表示することもできるという。
「中身は一般的なMP3プレーヤーと変わりません。複雑になる部分を削ぎ落とし、パソコンが使えなくても楽しめるオーディオプレーヤーにしました。たとえばダイレクトエンコード時のビットレートは128kbps固定ですが、パソコンから取り込んだ場合は、300kbpsくらいのMP3ファイルも再生できます」。
本体前面には、モノクロ液晶パネルと「再生」「早送り/早戻し」など5つのボタンを搭載。誤動作防止用の「HOLD」スイッチも備えた。再生モードは「全曲再生」「1曲リピート再生」「全曲リピート再生」「シャッフル」の4つ。単4乾電池×1本で連続約10時間の再生が可能だ。ちなみに再生中は、ペンギンのキャラクターが液晶画面の中を歩きまわる。
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