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ケンウッド、カーオーディオにも圧縮音楽向け独自高音質化技術

» 2005年11月30日 14時41分 公開
[ITmedia]

 ケンウッドは11月30日、圧縮音楽データ向けの独自高音質化技術「Supreme(サプリーム)」を搭載したMP3/WMA/AAC対応デュアルサイズCD/MDレシーバー「DPX-066MD」と、携帯音楽プレーヤーとの連携を強化したデュアルサイズCD/MDレシーバー「DPX-055MD」「DPX-055MDS」のカーオーディオ製品3モデルを発表した。価格はDPX-066MD(12月下旬発売)が4万4100円、DPX-055MD/DPX-055MDSが3万9900円(12月中旬発売)。

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 DPX-066MDに搭載されたSupremeは、圧縮の際に失われた高音域部分を補間することによって圧縮された音楽データをCDに迫る音質で再現する独自の帯域補間技術。圧縮の際にカットされる14〜16kHz以上の周波数成分を推定して自然な形で生成することで、圧縮された音楽データもCDに迫る音質で楽しめるという。Supreme搭載の車載機は同社初。

 3モデルともにAUX(外部入力)端子を標準で装備。手持ちのデジタルオーディオプレーヤーを接続するだけで、お気に入りの音楽を車室内で簡単に楽しめるという。DPX-066MDは、同社のiPodインタフェースユニット「KCA-iP500」にも対応した。

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