正月気分も冷めやらぬ中、今年も世界最大級の家電の祭典「International CES(Consumer Electronics Show)」が間もなく開幕する。期間は1月5日から8日までで、開催地は昨年と同じく米ラスベガスだ。
International CESは、今年で39回目を迎える世界最大のコンシューマエレクトロニクスショー。「家電」(コンシューマエレクトロニクス)を名乗るだけあり、HDD/DVDレコーダーやデジタルテレビ、プロジェクターなど各種AV製品から、ゲーム機、玩具まで幅広い分野の品物が展示される。主催のCEA(Consumer Electronics Association:全米家電協会)によれば、昨年は2550社が出展し、14万人以上の来場者があったという。
ラスベガスの巨大展示会場「Las Vegas Convention Center」をメインとした各種展示のほか、100以上のカンファレンスが行われる。開幕前夜(現地1月4日晩)の基調講演には米Microsoftのビル・ゲイツ氏が登場するほか、ソニーのハワード・ストリンガー氏や、米Intelのポール・オッテリーニ氏といったキーパーソンも講演を行う。2006年に本格的な市場投入が予想されるBlu-ray DiscとHD DVDも、それぞれ会期中にプレス向けのカンファレンスを行う。
昨年は東芝がgigashotのプロトタイプ、Samsungが世界最大のPDP、エプソンがフルHD対応リアプロテレビを展示するなど、各社の“目玉”が一斉にお披露目されるのもCESの特徴だ。ITmediaでは、特派員によるInternational CES最新情報をいち早くお届けする。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR