カシオ計算機は1月20日、電子辞書「エクスワード」シリーズの新製品として、6言語の読み上げ機能を搭載した「XD-ST6200」を2月17日より販売開始すると発表した。カラーはシャンパンゴールド/ブラック/レッドの3色が用意され、価格は4万7250円。
新製品は国語や英語のほか、生活/ビジネス/趣味/旅行など合計100種類のコンテンツを搭載。各コンテンツに含まれる、英語/ドイツ語/フランス語/イタリア語/スペイン語/中国語の単語と例文をTTS(Text To Speech)による合成音で読み上げることができる(中国語の読み上げは「ひとり歩きの中国語自遊自在」のみ)。
「ジーニアス英和辞典」の重要語(約1万4000語)と「英会話とっさのひとこと辞典」の重要例文(約3000例分)については同社独自の音声技術「TRUE VOICE」を利用することで、よりクリアで正確な発音を実現した。また、音声回路の電源を独立させ、2つのスピーカーを別々のデジタルアンプで駆動することでノイズやゆがみも低減した。
5型の液晶画面は480×320ピクセルと業界最高(同社)の解像度を持つ。文字サイズを最小の12ドットとした場合には、最大920文字の表示が可能。画面は上下に分割することもでき、“上半分は英和辞典、下半分は国語辞典”といった使い方ができる。
CD-ROMや別売のデータカードからコンテンツを追加できるほか、PCからテキストファイルを取り込み、閲覧することもできる。本体サイズは144.5(幅)×99(高さ)×14.7(厚さ)ミリ 250グラム。電源には単四形アルカリ乾電池2本を使用し、約130時間(英和辞典の訳表示で連続放置時)の利用が行える。
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