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大容量60GバイトのHDDビデオカメラ“新gigashot”

» 2006年02月08日 12時33分 公開
[ITmedia]

 東芝は2月8日、HDDに高画質なMPEG-2映像を記録できるHDDビデオカメラ“gigashot”の新製品「gigashot R60」「gigashot R30」を発表した。2月25日から販売を開始する。価格はオープンで、同社直販サイト「Shop1048」での直販価格はR60が12万9800円、R30が9万9800円。

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 新gigashotは、今年1月のCESで紹介されたもの。1.8インチHDDを採用して、R60は60Gバイト、R30は30Gバイトの大容量を実現した。最大撮影時間はR60が約55時間30分でR30が約27時間40分(それぞれLPモード時)、DVD並み画質というSHQモード時ではR60が約13時間30分でR30が約6時間40分の長時間撮影が行える。「60GバイトはHDDビデオカメラとして業界最大容量」(同社)。

photo CESで紹介された新gigashot
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 落下時の衝撃からHDDを守る独自の保護システム「Diprotechs」を搭載。ゲル緩衝材の内蔵に加えて3次元加速度センサーによる落下検知でヘッドを退避させるとともに、バッファリング処理によってヘッド待避時にもとぎれのない撮影ができるという。

 レンズはキヤノン製の光学10倍ズームレンズを採用。総画素数約212万画素の1/3.6インチCCDを搭載。有効画素数は静止画で約200万画素、動画で約125万画素。動画撮影中の動きを予測して手ブレを補正する新アルゴリズム採用の手ブレ補正機能「Shake Estimator」を搭載した。

 操作部には、親指で回転させメニュー選択などを簡単にできる独自ジョグダイヤルを採用。動画撮影中でも静止画撮影できる独立シャッターボタンも用意。そのほか、静止画だけでなく動画再生中にも、特定部分をズームアップ表示できる「動画ズーム再生」、撮影データの画質を劣化させずに同社製HDD&DVDレコーダーに転送できる連携機能などを搭載した。

 サイズはR60が50.7(幅)×70.5(奥行き)×119(高さ)ミリで重さは約410グラム、R30が47.7(幅)×70.5(奥行き)×119(高さ)ミリで重さは約390グラム。

 また、昨年10月にWeb直販を行った0.85インチHDD搭載4Gバイトモデル・gigashot V10の店頭販売も実施。バッテリーを2個同梱した「gigashot V10(W)」として3月下旬から販売する。価格はオープンで、同社直販サイトでの価格は6万9800円。

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