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調査リポート
» 2006年02月17日 10時59分 公開

+D Voice:やっぱり避けたい“ブレた写真”

本体のスリム化や背面液晶のサイズアップ、レンズの明るさ向上など高機能化が進むデジカメ。購入時に重視したいポイントはどこなのか?

[渡邊宏,ITmedia]

 お手軽アンケート「+D Quick Poll」。今回は「デジカメ購入、重視するのは?」というテーマで意見を募集してみたところ、「ブレ補正」(手ブレ/被写体ブレ)を重視するという意見がかなり多かった。

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 成熟期に入ったといわれるデジカメ市場だが、新製品は次々と登場している。一昔前ならば画素数の多さだけを競っている感が強かったが、最近ではコンパクトタイプを中心に、本体のスリム化や背面液晶のサイズアップ、レンズの明るさ向上など、より“きれいな写真を簡単に撮影する”機能を提供する強化が行われている。

 一般的なユーザーにとって、もっとも避けたい撮影時の失敗は「ブレ」だろう。カメラを両手でしっかりホールドし、脇を締めるという撮影のキホンは分かっているつもりでも、結婚式場や友人宅のパーティーなど薄暗い場所ではどうしても写真はブレやすい。また、スポーツをしている姿を撮る際も、気を付けないとすぐに被写体はブレてしまう。

 ブレの原因を大きくふたつに分けると、シャッターを押した際にカメラが動いてしまう「手ブレ」と、被写体の動きにカメラがついて行けない「被写体ブレ」に分類できる。これらを解消するため、最近のデジカメは手の動き(カメラの動き)をジャイロなどで感知し、自動的に補正を行う手ブレ補正機能や、動きの速い被写体を鮮明に捉えるための高感度撮影機能(感度を上げることでシャッタースピードを速めて、結果的に動きの速い被写体もブレずに撮影できる)、ブレの発生しにくい撮影を可能にしている。

 積極的にブレ補正機能を搭載してきたのは、松下電器産業のLUMIXシリーズ。「あゆはブレない」というCMも積極的に展開し、コンパクトタイプのDMC-FXシリーズはヒット商品となった。最近では各社が何らかの補正機能を搭載しており、差別化が難しくなってきているが、ひと味違った、おもしろい補正機能を搭載するのがオリンパスイメージングの「μ810」だ。

 この製品はジャイロがシャッターを押した際の手ブレの軌跡を検出、適した画像処理を施すことで、撮影後の補正を行う「電子手ぶれ補正機能」を搭載している。ISO感度を上昇させることで被写体ブレと手ブレを軽減する機能もあわせて搭載されており、撮影時と撮影後、2段階での手ブレ対策を施したカメラといえる。

 アンケートではブレ補正に次いで光学ズーム倍率、画素数、ボディサイズを重視するという意見が集まったが、思いのほか支持を集めなかったのが、背面液晶サイズと撮影可能枚数。

 コンパクトタイプのデジカメではすでに背面を埋め尽くすような大型液晶(最新モデルでは2.5インチを採用する製品が多いようだ)が搭載されているケースが多いほか、省電力化も進み、日常的な利用範囲では利用中に電源が切れるという事態にあまり遭遇しなくなったため、この2つはあまり重視されなかったのかもしれない。

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