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ソニー、「PSP」と連携できるメモリースティックレコーダー「MSVR-A10」発売

» 2006年03月13日 16時34分 公開
[ITmedia]

 ソニーは3月13日、MPEG-4 AVCによるリアルタイム録画に対応したメモリースティックレコーダー「MSVR-A10」を発表した。録画したテレビ番組などは、同社のポータブルゲーム機「PSP」で再生できる。4月中旬発売予定で価格はオープン。店頭では2万5000円前後になる見込みだ。

photo 外形寸法は、215(幅)×150.5(奥行き)×35.2(高さ)ミリ。重量は約530グラム。スゴ録と共通のデザインを採用した

 幅約215ミリのコンパクトな筐体は“小型のスゴ録”といった趣で、前面中央にデュオサイズのメモリースティックスロットを備える。チューナーやEPGは搭載せず、S端子付きのアナログ外部入力を2系統装備。外部入力信号を検知して録画を開始する「シンクロ録画」や、日時を指定する「予約録画」が可能だ。ただし、外部チューナーを連動させる仕組みは持たないため、録画予約などでは別途チューナー側で視聴予約などを行う必要がある。

photo 背面端子

 また、スゴ録などのHDDに録画した番組を再生しながら、MSVR-A10側で「クイックタイマー録画」する方法もある(アナログ放送に限る)。MPEG-4 AVCのリアルタイムエンコーダーにより、放送時間あるいは再生時間と同じスピードでメモリースティック デュオに記録可能だ。

 デジタル放送のコピーワンス番組に関しては、「メモリースティック デュオPRO」への直接録画のみサポートした。ただし、一旦HDDなどに録画したコピーワンス番組をDVDレコーダー側で再生しながらMSVR-A10で録画することはできない。

 画質モードは、「おでかけ・スゴ録」こと「RDR-AX75」と同じQVGA 384KbpsとQVGA 768Kbpsの2種類。1Gバイトのメモリースティックを使用した場合、384Kbpsなら約4時間10分、768Kbpsなら約2時間20分の録画が可能となる。

 外形寸法は、215(幅)×150.5(奥行き)×35.2(高さ)ミリ。重量は約530グラム。ACアダプター、リモコン、AVケーブルなどが付属する。

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