ユーリードシステムズは3月23日、Blu-rayおよびHD DVDに対応するPC向けオーサリングソフト「DVD MovieWriter 5」を発表、4月28日より発売する。価格は通常版で1万280円(税込み)。
DVD MovieWriterは、家庭用DVD/HDDレコーダー、プレーヤーでデジタルビデオカメラの映像、TV番組などを視聴できるようにするPC向けオーサリングソフト。今回のバージョンで、次世代光ディスクであるBlu-rayおよびHD DVDに対応した。コンシューマ向け製品としては初(2006年3月現在)となる。
新たな機能に、HDVカメラで撮影したハイビジョン映像のキャプチャー、Blu-rayおよびHD DVDイメージデータの作成(各メディア書き込みへの対応は、規格策定後に、無償提供を予定するアップデートプログラムにて実装される)、HDV/DVカメラで記録した映像をBlu-rayディスクに直接記録するBlu-rayダイレクトレコーディング機能、BD-REへの追記機能などを備える。
既存のDVDオーサリング・編集機能も使いやすさや機能を向上させた。フレーム単位でのサムネイル表示や精確なカット編集が行える「ワンフレーム・マルチトリム機能」、HDサイズ(1920×1080ドット)対応のメニュー作成機能、検出精度90%(同社調べ)とさらに高度となった「CM自動検出機能(バージョン2)」、CM部分のみをワンクリックでまとめる「CMマージ機能」、高解像度の写真データをHD画質でBlu-rayおよびHD DVDにMPEGファイルとして書き出せる「高画質スライドショー作成機能」などを備える。
家庭用機器はもちろん、PC向けBlu-ray Discドライブの発売も間近であると想定されている。PC用のコンシューマ向けオーサリングソフト環境もハードウェア登場とほぼ同時に整備されることで、2006年度早々から次世代光メディアの対応・移行がいっそう進みそうだ。
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