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米国ガジェット系アプライアンスの“ゆるくて、ぬるい”デジカメフォトスタンドプロフェッサーJOEの「Gadget・ガジェット・がじぇっと」!(2/3 ページ)

» 2006年03月27日 21時00分 公開
[竹村譲,ITmedia]

 外観サイズは160×145ミリの長方形の木製フレーム。正面中央に3.5インチのカラー液晶が装備されている。背面には、2種類のメモリーカードスロット、そして任意のメモリーカード内のJPEG画像を再生するための論理回路モジュールや電源、各種外部インタフェースなどの備わった黒い四角いユニットが取り付けられている。

photo 3.5インチのカラー液晶にデジカメ写真のスライドショーも表示できるActiveな写真立てだ。本体全体に比較して写真の表示サイズが小さいと思われる方は、液晶サイズがもうワンサイズ上の6インチの商品を購入すれば良いだろう。Video再生も可能だ
photo 本体上面には液晶画面の明るさやコントラストの調整スイッチがある

 ユニットの上面には、デジタル写真のコントラスト調整や明るさ調整、向かって左側の側面には、上から「Video Out端子」、「USB端子」、「12V DC in端子」、「電源スイッチ」が順番に並んでいる。Video Out端子は、「Desktop digital photo frame」をホスト機器として、メモリーカード内のデジタルフォトを外部のテレビなどに表示するための出力端子だ。USB端子は、メモリーカードスロットの無いデスクトップPCなどのユーザーが、「Desktop digital photo frame」をメモリーカードライター代わりに活用して、HDD上に保存されたデジタルフォトのライブラリーなどを書き出すための端子だ。

photo 底面以外の4面に多くのボタンやスイッチがあるが、操作は超簡単
photo 各種入出力端子は本体正面に向かって左側に配置されている

 本体ユニットの正面から向かって右側には物理的に2つのメモリーカードスロットが備えられている。実際に扱えるメモリーカードとしては、SDメモリーカード/メモリースティック/スマートメディア/MMC/コンパクトフラッシュCF/Micro Driveなど、数種類のカードサイズ・テクノロジーに対応。もちろん、昨今のケータイ電話で数多く使用されているminiSDカードも、標準的なアダプターを介してSDメモリーカードとしてなら使用できる。「Desktop digital photo frame」の表示能力から考えて、ケータイ電話での撮影もVGA以上の写真品質が望ましいだろう。

photo 本体向かって右側にはデジタル画像を収録した各種メモリーカード用のスロットが2個配置されている。2個のスロットで数種類以上のメモリーカードに対応

 背面正面には、メモリーカードを挿入後すぐに、自動表示されるサムネイル画像から任意の1枚を選択するためのカーソルキーや選択キーをはじめ、拡大・削除キー、スライドショーのスタートキー、パワーランプ、カードリーダーアクセスランプなどが機能的に配置され、IT系のガジェットに余り強くない人でもまずマニュアルのお世話にならなくてもよい、分かりやすいユーザーインタフェースが採用されている。

photo メモリーカードをスロットに挿入すれば自動的に中に収録されている全ての写真がサムネイル表示される。9枚以上の写真は背面のカーソルキーでスクロールすることで見ることが出来る
photo 背面にはサムネイル表示から任意の写真を選択するためのカーソルキーやそのほかの機能キー、インジケーターがある

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