iPodを大音量で継続的に使用したときに騒音性難聴が起きるとして問題視されていることに対し、Apple Computerは3月29日、対策となるアップデートをリリースした。
Appleによれば、iPod用の最新アップデート「iPod Updater 2006-03-23」には、iPodの音量を制限するための機能が追加されているほか、複数の不具合に関する修正が施されている。
このアップデートにより、ユーザーは自分のiPodの最大音量を設定し、それ以上の音量で聞くことができないよう、パスワードロックすることができる。
AppleはiPodの使用により難聴になる可能性があると訴訟を起こされているほか、ザ・フーのギタリストであるピート・タウンゼントによる警告や、専門家による難聴リスク研究など、携帯音楽プレーヤーの使用と難聴との関係が問題視されている。
Appleは今回のソフトウェア改訂に伴い、サウンドと音量に関する説明文書を自社ページに掲載している。
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