三菱電機の「DVR-HE10WSD」は同社とスカイパーフェクト・コミュニケーションズが共同企画した“ワールドカップ対応”のHDD/DVDレコーダーだ。
レコーダーとしての基本機能は2005年8月に発表された「DVR-HE10W」と同様だが、レンタル提供されるスカパー!チューナーを組み合わせることによって、スカパー!で放送されるスポーツ番組のハイライトシーンだけを再生できる機能を持つ。
ワールドカップが気になって仕方ないけれど、見る時間が……という人にピッタリな本製品をレビューしてみよう。
まずはDVR-HE10WSDの概略を確認しておこう。本製品は地上波アナログチューナーを2つ搭載した「W録」可能なモデルで、160GバイトのHDDとDVD-R/-RWへの録画が可能。再生可能なメディアはDVD-R/-RW/-RAM(カートリッジなし)で、HDD/DVDレコーダーとしては一般的な仕様といえる。
最も特徴的な機能は、独自アルゴリズムにより、番組の音声の盛り上がりを解析、“盛り上がり度”を設定すると、それ以上に盛り上がったシーンだけを再生してくれる「ハイライト再生」だ。
ハイライト再生の詳細については姉妹機「DVR-HE50W」のレビューを参考にしてもらいたいが、DVR-HE10W/DVR-HE50WではEPGで録画予約した番組にのみハイライト再生が有効だったが、本製品ではスカパー!チューナーからの外部入力にも有効となった点が最も大きな違いといえる。
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