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リビングを彩るAV機器&ファニチャーインテリアライフスタイル(2/2 ページ)

» 2006年06月15日 23時00分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]
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 その名もずばり「HOME CINEMA」と銘打つリビング家具シリーズを展示していたのは、マルイチセーリングのブース。もともとソファメーカーの同社は、最近のリビングシアターの流行を受け、薄型テレビを擬似的に壁掛けできるTVボード「CINEMA BOARD」やホームシアターを想定したソファをシリーズ化しようとしている。しかも、起用したデザイナーは、シャープの「AQUOS」やロボットの「wakamaru」などで知られる喜多俊之氏だ。

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photo 最も大きなTVボード「CNB-564」(右)は幅1760ミリ。喜多氏つながりで、薄型テレビはシャープ「AQUOS」を使用した。あの特徴的な“脚”が見られないのが残念といえば残念。テレビボードには、すべて間接照明が組み込まれている

 TVボードは4タイプあり、うち2つに薄型テレビを固定できる“壁”が付いている。最も大きなタイプ「CNB-564」は、1760(幅)×1760(高さ)×540(奥行き)というサイズで、耐荷重は100キロ程度。60インチ以上の大型テレビを装着しても問題ないという。

 ソファやチェアは9タイプあり、いずれもデザインを揃えたスツールを用意。さらにサイドテーブルやセンターテーブルも展示されていた。サイドテーブルは天板の片側だけに脚があるスタイルのため、ソファにもたれかかったまま、テーブルを近くまで引き寄せることができる。

photo 「この状態なら、ソファにもたれたまま、パソコンのキーボードを叩くこともできます」(同社)。ながら作業に最適?

 同社によると、展示品から評判の良かったものを選び、今夏をメドに製品化する予定だという。参考価格は、TVボート「CNB-564」が61万100円、「CNB-563」が55万円など。気になるものがあったら、会場でアピールしてみるといいかもしれない。


 インテリアライフスタイル展は東京・有明の国際展示場(東京ビッグサイト)東ホールで開催中。会期6月16日まで。

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