リコーは6月21日、DVD+R/RW向け著作権保護技術「VCPS」(Video Content Protection System)に対応したDVD+Rディスクを開発し、6月26日よりハードウェアメーカーへサンプル出荷を開始すると発表した。
VCPSはフィリップス、ヒューレットパッカードによって策定されたDVD+R/RWおよびDVD+R DL向けの著作権保護技術。ハードウェア側とディスク側双方の鍵を組み合わせることで鍵を作成し、暗号化されたコンテンツの記録/再生を行う。米国においては連邦通信委員会(FCC)、日本では電波産業会(ARIB)により認可されている。
今回サンプルとして出荷するのは、16倍速対応のDVD+Rディスク。同社では、一般向けのディスクは、対応ハードウェアの発売を待って商品化するとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR