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2006年上半期、音楽ソフト出荷数は回復基調

» 2006年07月18日 18時43分 公開
[ITmedia]

 日本レコード協会は7月18日、同協会加盟全社の集計による2006年6月度(2006年6月1日〜30日)及び2006年上半期のレコード生産実績を発表した。

 6月度の音楽ソフト生産実績は数量で前年同月比83%の2719万枚、金額で同84%の322億円。上半期の合計は数量で前年同期比108%の1億6603万枚、金額で同104%の1937億円となり、金額/数量ともに前年同時期を上回った。昨年度下期も前年同時期を上回っており、緩やかながらも音楽ソフトの生産数は上向いているといえる。

 大きな要因となっているのは音楽ビデオ(DVD/ビデオカセット/LDその他を含む)の出荷数量増で、上半期合計では前年同期比147%の2330万枚(金額では268億円/同116%)と大きな伸びを見せている。CDも上半期合計では前年同期比104%の1億3887万枚(金額では1635億円/同102%)と堅調な伸びを示している。

 落ち込みが目立つのは8センチCD。上半期合計では前年同期比62%の61万枚(金額では1億1500万円/同75%)となっており、同じく減少傾向にあるアナログディスク(前年同期比86%)やカセットテープ(92%)よりも出荷数量の落ち込みが目立っている。

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