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ニコン、光学10ズームのスイバル機に手ブレ補正搭載「COOLPIX S10」

» 2006年08月24日 19時07分 公開
[ITmedia]
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 ニコンは8月24日、コンパクトデジカメ“COOLPIX”シリーズ新製品として、スイバル搭載機「COOLPIX S10」を発表した。9月15日から発売する。価格はオープンで、市場想定価格は、5万円前後。

 2005年9月に発表された「COOLPIX S4」の後継機。S4と同様にレンズ部が回転するスイバル機構を搭載。レンズは光学10倍ズーム(35ミリ版換算で38〜380ミリ)で、スイバル機構を生かして、さまざまなアングルからの撮影が行える。4倍のデジタルズームを併用することで35ミリ版換算で1520ミリ相当の超望遠撮影が可能。

 新製品では新たに手ブレ補正機構「VR」を搭載。ブレを軽減する方向にCCDを動かしてブレを補正、レンズ部の「VRボタン」を押すだけでワンタッチで手ブレ補正の設定が行える。また、被写体ブレを防ぐISO 800までの高感度に対応。暗い室内でも自然でシャープな画像が撮影できる。

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 撮像素子は、1/2.5型(原色CCD)の有効600万画素。人物ポートレートを美しく撮影する「フェイスクリアー機能」を搭載し、同機能がワンタッチで設定できる「フェイスクリアーボタン」を備えた。背面には2.5インチの液晶ディスプレイを装備する。

 本体サイズは112.5(幅)×74.5(高さ)×40.5(奥行き)ミリ。重量は約220グラム(電池除く)。

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