キヤノンは9月15日、IXY DIGITALシリーズの新製品として薄型コンパクト機「IXY DIGITAL 1000」を発表した。10月上旬から発売する。価格はオープンで、市場予想価格は5万3000円前後。
撮像素子に1/1.8インチ有効1000万画素の大型高精細CCDを搭載。最大3648×2736ピクセルの高解像度撮影が行える。レンズは光学3倍ズーム(35ミリ判換算で37〜111ミリ)。カーバチャーデザインのボディには純チタン素材を採用。塗装を施さず、純チタンの地色をそのまま生かしている。サイズは91.2(幅)×28.2(奥行き)×59.6(高さ)ミリ・重さ約165グラム(本体のみ)と、高性能化と小型軽量“IXY DIGITAL”サイズを両立している。
映像エンジンは最新のDIGIC IIIを搭載。フェイスキャッチテクノロジー(顔検出機能)により、人物へすばやく正確にピントを合わせられる「顔優先AF」、背景が暗かったり逆光シーンでも顔をキレイに写す「顔優先AE」といった人物に最適化された撮影がオートで行える。さらにISO 1600までの高感度撮影にも対応。
同社コンパクト機としては初めて約23万画素の高精細な2.5インチ大画面液晶ディスプレイを採用。広視野角タイプで反射の少ないパネルを使っている。また、IXY DIGITALシリーズ初のXGA動画(1024×768/15fps)記録にも対応。動画縦位置再生にも対応し、縦位置で撮影した動画が、縦のままPC画面やTVで再生できる。
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