パイオニアブースには“ピュアビジョン”プラズマとして最大サイズの60V型「PDP-607HX」を中心としたホームシアターセットが複数用意されており、来場者は同社の最新AVアンプ「VSA-AX4ASi」と組み合わせたリッチなホームシアター環境を自由に楽しめる。
プラズマテレビ「PDP-607HX」とAVアンプ「VSA-AX4ASi」を中心とした組み合わせ。DVDプレーヤーは「DV-AX5AVi」、センタースピーカーは「S-A77VT」、リアスピーカーは「S-A77BS」、フロントスピーカーは「S-A77TB」、ウーファーは「S-W7」だまた、発表されたばかりのXbox 360オフィシャルライセンス取得の5.1サラウンドシステム「HTP-GS1」や、セミトールボーイ型のピュアモルトスピーカー「S-PM300」といった最新製品も準備されており、そのサウンドを楽しめる(Xbox 360+HTP-GS1の設置コーナーでは実際に5.1chサラウンドのゲームをプレイできる)。

ピュアモルトスピーカー「S-PM300」。アンプは「A-D5X」、CDプレーヤーは「PDR-D50」で、ラックはもちろん“ピュアモルトラック”「B-PM1000」だ(左)、ブックシェルフ型のピュアモルトスピーカー「S-A4SSPT-VP」(右)ユニークな展示は、PLC(Power Line Communications:電力線搬送通信)の技術を使いたオーディオシステム「MusicTap」。セレクターから出力されたオーディオ信号を家庭内の電力線に乗せ、モノラルのスモールスピーカー、もしくはステレオのラージスピーカーから再生する。もちろん、電源もコンセントからとるので、「コンセントを差し込む」というわずかな手間だけで、家中どこにいても音楽が楽しめる。
国内ではまだPLCについて法的な許可が下りていないため(現行法下でも10kHz〜450kHzの周波数帯を利用できるが、AVデータの転送には帯域が足りない)、展示されているモデルはPLCユニットを抜いてある。しかし、技術的には完成しており、許可がおり次第にセレクター及びスピーカーユニット×2(スモール/ラージ)の構成で製品化される予定だ。20〜30代の女性をメインターゲットにしており、5万〜8万円の価格帯を想定しているという。
セレクターにはステレオミニジャックとRCA端子が用意されており、CDプレーヤーなどが接続可能なほか、前面に用意されたUSB端子にフラッシュメモリプレーヤーを差し込めば、収録された音源(MP3)を電力線に乗せて送信できる。オプションでiPod用のDockも用意される予定。
「“Tap”にはコンセントの差し込み部分のほか、水道の蛇口という意味もあるそうです。蛇口を捻れば水が出るように、“コンセントに差し込むだけで音楽があふれ出す”そんなイメージをもって“MusicTap”と名付けました」(同社)
ソニー、「王道」目指すハイエンドスピーカーを展示
A&Vフェスタ2006:「A&Vフェスタ2006」が開幕
「それぞれのライフスタイル」をテーマに「A&Vフェスタ 2006」が開催Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR