オリンパスイメージングは10月17日、耐衝撃性を備えたコンパクトタイプのデジカメでは世界初(同社)という水深5メートルまでの水中撮影が可能な「μ725SW」を11月下旬より販売開始すると発表した。価格はオープン。
新製品は既存機種「μ720SW」(レビュー)では3メートルまでだった水中撮影機能をJIS0920保護等級8相当まで強化、5メートルまでの水中撮影を可能にしたほか、防塵機能(JIS0920保護等級6相当)も備えることで、砂浜などでも安心して利用できる。
μ720SWと同様に高さ1.5メートルまでの落下衝撃に耐える耐衝撃性も備えているほか、レンズは表面に撥水コートを施されており、利用後の手入れも容易になった。また、ボタンを押すだけで液晶モニターを一時的に明るくできる「LCDブースター」を新搭載。ビーチやゲレンデなど、反射でモニターが見にくい場所での操作性を向上させている。
撮像素子は有効710万画素 1/2.33インチのCCDで、光学3倍のズームレンズを組み合わせる。焦点距離は35ミリ換算で38〜114ミリで、開放F値はF3.5〜5.0。最大で3072×2304ピクセルの撮影が行えるほか、最大で640×480ピクセルのQuickTime Motion JPEG形式(15fps)による動画撮影も可能だ。
ISO感度はAUTOで80〜400、固定時は80/100/200/400/800/1600。ぶれ軽減モードには最大約1600、キャンドル/寝顔の撮影モードには約2500までアップする。背面液晶は2.5インチで、記録メディアにはxDピクチャーカードを利用する。本体内にも約19Mバイトのメモリを内蔵する。
サイズは91(幅)×58.7(高さ)×19.8(厚さ)ミリ、149グラム(本体のみ)。オプションとして40メートルまでの防水を可能にする防水プロテクター「PT-003」なども用意される。
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