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富士フイルム、第5世代スーパーCCDハニカム搭載の6メガエントリー機

» 2006年10月26日 19時44分 公開
[ITmedia]

 富士フイルムは10月26日、コンパクトデジカメ「FinePix A600」を11月中旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は1万9000円前後。

photo FinePix A600

 新製品は1/1.7型で有効画素数625万画素を実現する「スーパーCCD ハニカムV HR」を搭載。1月に発表された「FinePix A500」と同世代の撮像素子ながらも、画素数が504万画素から625万画素へとアップしている。

 レンズにはフジノンの光学3倍ズームレンズ(35ミリ換算で36〜108ミリ相当)を組み合わせ、最大約6.2倍のデジタルズームと併用することで、最大約18.6倍のズーム撮影が行える。撮影モードにはオートのほか、人物/風景/スポーツ/夜景の各撮影モード(シーンポジション)を備えており、デジカメに不慣れなユーザーでも容易に操作できる。

 シンプルなボディには12Mバイトのメモリを内蔵、メディア(xDピクチャーカード)を忘れたり、一杯まで使い切ってしまった場合にも対処できる。電源は単三形ニッケル水素電池×2本。単三形アルカリ乾電池も利用可能で、外出時の電池切れにも対応できる。

photo

 背面液晶は2.4インチ。晴天下などで反射を防ぎ、見やすさを向上させる特殊コーティングが施されている。撮影可能枚数はニッケル水素電池利用時で約350枚、アルカリ乾電池利用時で約100枚(CIPA規格)。本体サイズは93(幅)×60(高さ)×30.1(奥行き)ミリ、約184グラム(電池、xDメモリーカード含む)。

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